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熊本にきて1年が経った話。

めちゃめちゃ久しぶりになってしまった。
なにか特別なことをしているわけでもないのに、時間が経つのは本当に早い。マッハだ。

ぼくが熊本にきて、1年が経った。
まだまだ慣れないけど、ちゃんと生活をしている。

好きな場所ができた。新しい植物を育てている。少しの料理も覚えた。恋人もできたし、失恋もした。
東京でしていたそれを、熊本でも同じようにしている。

 

もともと、なぜ熊本を選んだのか。
明確な理由はないに等しい。ご縁があった。それだけだ。

ただ漠然と言えるのは、東京である必要性を感じなくなったから。
むしろ、最後のほうは東京を離れたくなっていた。
ありがたいことに、SNSを通じてたくさんのひとに自分の存在を知ってもらえたが、
それがきっかけで嫌な思いをしたり、無駄に傷つけられたり、いろんなものとの距離がわからなくなってしまった。

改めて、自分のものさしをちゃんと持って、大切なひとたちや好きな事柄との距離を測りたかった。

いま、思うのは、熊本にきてよかった。そう思えている。
東京にあるたくさんの大切なものがちゃんと見えたし、地元の山口との距離が近くなったから、両親の笑顔もたくさん見れるようになった。
仕事も、これまで制作業しかしてこなかったが、ものづくりのあり方みたいなものをしっかりと得させてもらっている。

熊本にきて、よかったんだ。
1年かかってやっとそんなことを思えるようになった。

これから先のことはまだまだわからない。このまま熊本に居るかもしれない。やっぱり東京に戻りたいと思うかもしれない。福岡や山口で暮らすという選択肢もありそうだ。

その時その時にちゃんと考えて、決断していきたいと思う(たぶん結局ノリで決めてしまう)
住む場所は、ぼくにとってあまり大きなことではないのかもしれない。

あったかいものはいつだって変わらずに、そこにある。すぐ近くに。

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2016年4月、東京から熊本に移り住みました。 戻れない時間がより愛しいのものに感じられるように、色々と書いてみます。写真を見てもらってる方が多いと思いますが、文章多めの予定です。
熊本にきて1年が経った話。
約束
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