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決心(仮)

 

Processed with VSCO with c1 preset

 

4年ほど前かな。

初めて自分でカメラを買って、嬉しくって嬉しくって、毎日持ち歩いては何にでもシャッターを切ったり、カメラをできる限りの人に見せびらかしたり。

とにかく写真が好きだった。

 

大学2年の終わり頃から、周りに写真が上手な人たちが増えてきた。

彼らが撮る写真に惹かれてから、写真というものに魅せられてしまった。

元々、何かを表現したいとずっと思ってはいたけれどしっくりくるツールに出会えてなかった時だった。

そして、カメラというものに出会って今に至る。

初めて買ったカメラは、60年前のアンティークカメラ。

簡易的ではあるけれど、二眼レフのカメラだった。

 

次に買ったカメラはcontaxTVS。

準広角、標準の間でのズームレンズで、使い勝手が良い上に、価格も安く映りが素晴らしく良いというコスパがに優れたカメラだった。

あのカメラに出会ってなければ、ここまでどっぷり写真に浸かってなかったと思う。

片目のような存在だったカメラだけれど、以前付き合っていた女性に持ってかれてしまい、今は手元にない。

今でも右目がたまにズキズキと痛むのはそのせいなのかも。

 

そして、次に友人から譲ってもらったcanonのAE-1。初めて「一眼レフ」というものに触れた。単焦点レンズの美しさにすっかり虜になってしまった。

某映画で宮崎あおいの役が愛用していたカメラで、女子の間では人気のカメラで、これは友達に譲ってあげた。

フィルム写真が撮りたい、なんて嬉しいことを言ってくれたからね。

 

そして、次のカメラが画像に写っている黒い方のカメラで、canonのF-1。

ちょっと昔のプロカメラマンが使っていたカメラ。

中古カメラ屋さんに行くと、僕より年上のはずなのに、ピカピカしてそれまた中古品らしからぬ値段の付いているカメラが殆どなんだけど、このカメラに至ってはボディのメッキが剥がれていたりと使用感が満載。でも、それほど前の人があちこち連れ回してくれてたんだなって思うと愛着が湧いてきて、お持ち帰りしてしまった。

このカメラを持ってから世界が広がったかな?

写真展を今までに3回、どれも合同展だったけど、行うことがあって、そうやって人前に自分の写真を飾るきっかけをくれた。

大事な相棒。

 

そして最後がcontaxのG-1。

どうしてもこのカメラでないと取れない画があって、ちょっと背伸びして手に入れたカメラ。

まだまだ使いこなせてはいないけれど、でもこのカメラから出てくる写真が1番しっくりくる。

切っては切れない縁があるなって思った。

 

…長々とカメラのあれこれを綴ってきだけれど、これから本題に触れたいと思う。

 

今回の、この決意にはカメラがとても深く関係してくる。

というのも、いつするかわからないけど、個展をしようと思った。

そして、そこでもうカメラを持つことをやめようと決めた。

 

これから自分が想い描く将来の為に、寄り道を作りたくない、と思ったから。

 

そんな簡単に諦められるの?、と思う。

正直、本当は手放したくない。苦笑

 

今まで、何の為に写真を撮ってきたか、考えてみたら、いつの間にか自分の為にではなくて、人の為に写真を撮っている自分がいることに気付いた。

自分の写真で、誰かの心を動かしたり、何かを残せられたらいいなって思っていた。

でも、それって動かすことができなければ、残すものがなければ撮ることの意味なんて何もないなってことだと気付いた。

他人ありきになってしまっていることに対しての違和感から逃げたい気持ちもあるんだと思う。

でもそれで、大事な人を傷つけてしまうようなことがあるのなら、最初からやらなければいいんだ、という答えに行き着いた。

 

まだまだ、具体的なイメージはないけれど、写真やカメラと惜別するためにも個展はしっかりと形にしたい。

いや、します。

 

楽しみに、気長に待って頂けると幸いです。

 

それでは、また。

 

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僕の三大要素は、珈琲・写真・甘いもの。 夢しか見てない最年少らしくない最年少。 仙台と盛岡を行ったり来たりの生活を楽しんでいます。
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